私と今

元JW2世が過去を振り返りつつぼやくだけ

母からの謝罪

ちょっと前にも、母がJWを抜けてからのことを書いた記事を書きました。

それから時間が過ぎ、今の変化を書いてみたいと思います。

多分、ここからはJWは関係なく、境界性パーソナリティー障害の母と離れてというのが正しい表記ですね。

 

JWを抜けた母

私が実家を文字通り飛び出して10年近くたちました。この頃はまだ母はJWに入っている状態だったので、引き留められる可能性などが怖く、引っ越す一週間前に来週東京に引っ越すからといった感じで文字通り飛び出すように引っ越しました。

そこから母とはちょくちょく電話やLINEをする中ではありました。しょっちゅう離婚したい、家から出たい、離婚して自分も東京に行きたい、お金は出すから一緒に住んでほしいといったことを冗談だったのかそんなことを言ってきていました。

私はほぼほぼ冗談だろうと無視して流していましたが、ついに両親が離婚し、母が不倫相手と千葉で暮らし始めたことを伝えられてから、あれは本気だったのかとぞっとしました。

両親の不仲というかすれ違いは昔からでしたし、離婚するのは秒読みでいつかするだろうと思っていたのでそこにショックはなかったです。ただ単に散々JWの教義を私に押し付けていたのに自分はほいほいと破って不活発からの排斥コースに走り、理由も「だって最近合わないんだもん」だったので、私の中で折り合いをつけていた幼少期の私が「ふざけんじゃねえよ!!!」と叫び声をあげました。

きっと母が今もJWを続けていたら、もはや仕方が無いことと認めたでしょう。もし辞めたとしても、教義が合わなくなったと理由であっても、JWでの教えを守り不倫などしていなければきっと普通に付き合えていました。

ですが、不倫という形でしかも相手の家庭を壊すトリガーとなりぶち壊している現状にJWを抜きにしても一人の社会人としてあり得ないと思います。

筋が通っていないことを母は鞭を使い体罰をもって教え説きましたがその張本人が全てをぶち壊しているのはさすがに、怒りを感じます。

 

 

謝ってほしいのは過去

母はなんとかして私と連絡を取ろうとしていますが、私はすべて拒否しています。せめて、私に対してJWに強制加入させ鞭を振るってきたことを謝罪してほしいと父伝いに伝えました。母は最初はそれを拒否していました。理由は私は間違ったことをしていないから。

ですが、連絡を絶ってから二年がたち、私も妊娠し、さすがに母もどこか焦りがでたようで、最近、父伝いに謝罪のLINEが入りました。謝罪するという言葉がすっぽぬけている母から珍しいものだとLINEを見ましたが、それは謝罪とは程遠いものでした。

本人は謝罪しているつもりなのはわかりましたが、大人としてこれを受け入れるのは逆に間違っていると思い、それすらも突っぱねました。

 

以下謝罪文-------------------------------------------------------------

私が言うのは何ですが
私も親が離婚をして
そのせいで、人生が狂ったと恨んだ事もあります。
貴方も、そうだと思いますが、勉強だとか、努力で自分の人生を変えるのは自分でしか無理だと言うのはご自身の経験で分かるかと思います。こちらに来て、仕事で色々な人と関わって、
◎◎言う様な事を言ってる同じくらいの年齢の人もいれば、精神的自立している人もいます。

コミュニティに作るのは自由ですが、他の子を巻き込んで、グチの言い合いをしてても何もうまれません。

自分も親になるのですから
もう少し、精神的自立をして欲しいと願います。

 

私は、子育てに自身が無く
でも、子育てだけはしっかりしなければと、悩み
クリスチャンになったわけですが、裏目に出たようです。

◎◎を苦しめる事になってしまいました

 

強いて言うなら
自分にも自身が無く
自尊心も無いので
そんな人間が結婚をし
子供を持つのが間違っていたのだと思います。

------------------------------------------------------------------以上謝罪文

 

これ、謝罪らしいです。

これで私は母を許すと思ったらしいです。

私が謝罪してほしいのは

・カルト宗教であるJW、エホバの証人に無理やり入れられ、子供らしい子供時代を送る権利を楽しみを取り上げられたこと。

・そしてそれを無為にするような行動を母が取ったこと。

この二点だけなのですが、私、そんんんんんんなに変なこと言ってますかね。

ちなみに両親の離婚に傷は一つもついてないので何言ってんだです。

どっちかというと、相手側のお子さんに対して心配しているレベルです。

私はそんなに自立できていないような甘えたこと言ってますかね。

逆方向にあきれて笑えてきて連絡遮断延長戦となりました。

ちなみに旦那にこれを見せたところあきれた感じで「相手のことを理解しようとしていない人だな」のコメントでした。数回しか会っていないのによくお分かりで。

 

 

母の常套手段

母は私がいかに幼いか、精神的に未熟であり子供であるかということを昔から常々説教してきました。なので私はとても精神的に押さなくて未熟な人間だとずっと思っていました。でも、そう言えば私が折れるから、母の下に常にいることに出来るからという理由だったんだと、今理解することができます。

JWでの教義と母からのモラルハラスメント両方で自己肯定を養うことができず成長してきましたが、母にはできないことを身に着けたことで、初めて自分をほめることができるようになりました。そこから、どんどん自分というものを見つけられるようになってきました。

なので、今回のこの謝罪してんだかしてないんだかという常套手段に怒るという対抗手段を取ることができるようになりました。

母はとにかく自分が悪いという場面であっても絶対に謝罪ができない人です。

それは私や父はまたかと飽きれて終わりますがそうではない外の人でしたらすんなりと離れていきますよね。それが理解できないらしいです。

とにかく周りが悪い私は悪くない。

不倫して自分が壊した家庭も元から崩れていて自分は悪くないと胸張って言ってます。

 

 

境界性パーソナリティー障害

母と離れてから、少しは寂しいという気持ちはあります。

やはり親ですし、憎くて憎くてたまらないわけではなく、普通に親として感謝をもしているし、愛情だってあります。でもそれを上回る恐怖などがあるわけです。

境界性パーソナリティー障害という人格障害は試し行為という行為があります。

とにかく相手を傷つけても自分は愛されているかという試し行為です。

パートナーであっても子であっても親であってもそういうことをします。

そして0か100かという両極端な考え方なので、ここがJWの白か黒かという考え方にぴったり合ってしまったのでしょう。しかも、パートナーや親と違い、JWの人達は否定したりしませんからそれは心地よかったと思います。

周りからは些細なことで「姉妹すごーい!」って褒めちぎられて承認欲求は満たされる。さらに子に対しての体罰は許容されますから、怒りを抑える必要はありません。さらに周りは否定したり怒ったりしてきません。こんなもん、境界性パーソナリティー障害の人には嬉しい環境ですよ。

でもJWから一歩でてしまえば、おかしいことや悪いことをしたら否定して叱られます。だから、逆切れを繰り返し試し行為を行います。自殺未遂騒動を起こしたり祖母の家に突撃したり、自分の気分だけで人を振り回し続け、自分が悪いとなると相手を攻め続け自分は悪くないと逆切れし続ける。そんな人との生活は家族の心をずたずたに疲弊させていきます。

私は小さいころは鞭という恐怖、成長してからは父と一緒に顕著になった母の人格障害からの連日に及ぶ暴言や暴力に振り回され、家族全員で導火線に火のついた爆弾を回しあいながら生活していました。

母は人の趣味を許容できず、自分が不愉快だから止めろという人だったので、すべて自室にしまい込み、リビングにちょっとでも置いておくと捨てられる。

父も昔は音楽が趣味でしたがそれもすべて規制され、趣味という趣味を全て封印されていたそうです。

父と話していて、母が一番精神年齢が低く、一番何かに依存しないと生きていけない人であり、謝罪文もほぼほぼ自己紹介だなというところに落ち着きました。

子育てに悩んだ挙句JWに入ったというのはこれは嘘だなという意見も一致しています。

とにかく自分がその時その時気持ちがいいものに依存がしたかったんだと思います。

境界性パーソナリティー障害は底なしのバケツに水を注ぎ入れ続けるようなものだと言います。

言いえて妙なものです。どれだけ周りが愛情を注いだって本人は満足しない上にもっともっともっとと要求し続けます。それに周りを疲弊させていく。

でも周りからはそうは見えず、明るい人当たりの良い人に見えていて、周りに相談したって、いいお母さんじゃないと理解してもらえません。これにJWを掛け合わせられたことで私の逃げ場はなくなりました。

いち早く、実家を出た私は今の旦那と生活をしてから生まれて初めて自由な生活を手に入れました。いつだれかがキレるかわからない環境に怯えながら人の顔色を伺いながら生活することがどれだけ辛いことだったのか思い知らされました。

そして父も離婚し、面白いことに私と同じことを言っています。きっと、この生活が普通なんでしょうね。

 

 

 

これからの母との関係

父と旦那と話し合い、おなかの中にいる子供から母方の祖母を私の感情一つで取り上げてしまうことになるが、まずは産んでから生活を落ち着かせることを優先しようということで話が落ち着きました。

母と復縁するデメリットが大きすぎて今のところ復縁する気が起きません。

考えられるだけで

・不倫相手ともしも別れたら近いからと家に来るのか

・不倫相手と別れなくても喧嘩をしただとかなんだとかで家にくるのか

・子供の前で私や旦那を笑いながら下げるような発言をしそう

・そもそも老後のことどうすんだ

・もう二度と爆弾を気にする生活をしたくない

やっと普通の生活を手に入れたのに、もう私は手放したくない。

出産時に母が見舞いにくると息巻いているようですが

出産日を伝えず、念のため病院には面会拒否をお願いすることにしています。

不倫をして家を出た時点で祖母という立場を自ら手放しているのだから当たり前だと私は考えています。